The spectacle seen from the window
2008年8月24日 Narita→Beijing 17:30
2007年12月7日 Beijing→Narita 08:30
2007年12月8日 Haneda→Naha 15:30
某国赴任で仕事をしている私は、仕事柄航空機を使った移動が多い。また 小旅行でも航空機で行く場合は、空からの情景を見たいとの衝動から 窓側の席を希望する場合が多い。ここから得られる情報も貴重であるし 高空から変化の多い雲や地上の光景を写真に収めることを趣味の一つとしてきた。このページでは、全てをご紹介することはできないが 少しずつ窓から撮った情景を並べ その時の気分を共感していただければと考えます。
北京空港 12月は、当然北風で日本に向かう航空機は、いったん北に上昇し 高度を撮った後に右に旋回して南に進路を取る。左側の窓から見た光景は、北京市北部の市街地光景から 北京北部と東部の山岳地帯、北京の水瓶と言われる密雲ダム湖 そして南に進路を変えたのち 山間から噴き出す煙が 北京の南側を覆い尽くす光景を捉えた。スモッグの原因の一つがこれである。 
雲が作る芸術的な光景は、北より南の海でであうことが多い。那覇に向かう航空機から見た雲は、天気が良ければいつも期待を裏切ることなく 素晴らしい光景を見せてくれる。
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2011年4月9日 Narita→Singapore 11:30
成田からシンガポールまで5時間以上の長旅である、A-380の予定が B-777に変更されてしまっていたので がっかりした。途中は高空までガスが掛かったような空気で 視界はそれほどすっきりしてはいなかった。チャンギ空港タッチダウン直前に大きなスコール。
2008年12月13日 Haneda→Naha 15:30
羽田周辺のガスの多い気流から しばらくすると運よく富士山もはっきり見える透き通った情景となる。那覇にアプローチする時の海と雲の隙間から洩れる陽光が美しい、P-3Cが離陸して行った。
2012年4月3日 Haneda→Naha 15:30
2012年4月7日 Naha→Haneda 17:30
2012年7月14日 Narita→Beijing 17:30
2012年8月17日 Beijing→Narita 14:50
この日は、関東から関西地方にかけて強風が吹き荒れる最悪の天気であった。ほとんどの便が欠航の中 この那覇便だけが無事に羽田を離陸 天気を左右した大きな低気圧を抜けるタイミングでシャッターを切った。この低気圧を抜けると 穏やかな天気の沖縄に入る。飛行機は、雲を抜けて降下していく中で 夕日が眩しく海面に展開している。
那覇空港は、この日東シナ海から吹きこむ北風であった。離陸後 那覇港を右手に見ながら 機体は沖縄本島の北側海岸線をなめるように飛行して高度を上げていく。嘉手納基地が見え 雲を抜けると今までの曇天が嘘のように明るくなってきた。
上空で雲が織りなす芸術的な光景を見られるのは、晴天より曇天の日が確率が良い また に日中より 夕方の方が面白い色の変化に遭遇する。この日 夕方を飛び立った飛行機の窓から見えた雲の美しさは、格別なものだった。
某国首都から日本に帰る日、首都は相変わらずのガスがかった天気で 上空での写真も期待できない。ガスがかかってしまうと 真っ白な絨毯と言うだけで 全く面白みのない光景となる。キムチ国を通過するぐらいから 夏特有の入道雲を各地で見ることができ 成田到着1時間前ぐらいから 中層を覆う薄い雲の上に入道雲が 突き抜けるようにでていた。しかも 夕日でオレンジ色に染まっている、まるで 浜辺で見る光景のようだが 海面のように見える部分は、雲なのである。